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2019/05/03 19:03
H様オーダーのヌメ革トートバッグを紹介します。
オーダーのお問い合わせをいただき「デザインは気に入っているのですが、普段パソコンを入れるのでエイジングを楽しめる厚めの革が希望」とのお話でした。
type1のトートバッグは縫製後に裏返す工程があるため、お客様のご希望と製作性を考慮して革の選択を検討しました。
厚みや価格、作り込みの可否を踏まえてご提案したところ、今回のヌメ革(生成り)となりました。
生成りのヌメ革は最も革の魅力を味わえる革のひとつです。 使い込め艶やかな飴色に変化して何とも形容しがたい魅力を持つ鞄へとなる反面、水濡れなど染みが目立ちごまかしの効かない本物の革です。
そんな育てがいも革の魅力・楽しみなのだと思います。
生成りのヌメ革は傷や染みなどが隠せません。その分、革らしさを十分に楽しんでいただける本物の革なのです。
type1はA4も余裕で収納できるデイリートートに最適なサイズです。
インナーの装備もヌメ革で仕立てています。
使い込んで、どんな表情へ変化するのか楽しみですね。